nicekindを辞書で引くと、両方とも共通して

親切なという意味が出てきますよね。

これに対して「違いは無いの?」と

疑問に思ったことのある方もいらっしゃると思います。

 

今回はこちらの海外記事を参考に

nicekindの違いについてご紹介します。

 

英英辞典が教えてくれるnicekindの定義

 

nice: pleasant or pleasing or agreeable in nature or appearance

 

kindhaving or showing a tender and considerate and helpful nature

used especially of persons and their behavior

 

引用-CUERBO

 

オンラインの英英辞典では以上のように

niceとkindがそれぞれ定義されていました。

 

しかし、こちらの海外記事では

『英語を母語としている国だって

niceとkindがごっちゃに使われている』と書かれています。

ネイティブでさえ両方の定義を曖昧にしているみたいですね。

 

niceとkindのニュアンスの違いを明確にしようとすると、

これはまた根深い話になってしまうそうです。

日本語でも

「いい人」と「優しい人」の違いを教えてくれと言われたら

少し戸惑いますよね。

 

ちなみにこちらの海外記事の筆者は

以下のような定義づけをしていますよ。

 

「良いこと」をする先に見ているもの

 

A “nice” person is one who conforms his behavior to what he believes society sees as “nice.”
(“nice” personというのは、社会が「良い」と認めることに従う人のことをいう。)

A “kind” person doesn’t necessarily care about what “society” thinks of him; he acts out of a deep-rooted love for his fellow living beings.
(“kind” personというのは社会がその人のことをどう見ていようが気にすることはなく、相手に対する根深い愛情を動機に、行為にうつる人のことをいう。)

 

両者がする行為は

「良いこと」として共通しますが、

その行為の先に見ているもの・その行為の動機が

互いに全然違いますよね。

 

nice personが「相手にとって良いこと」をする行為の先に見ているものは自分

その行為をする動機は社会が自分に与えてくれる”nice”な評価ですよね。

 

一方、kind personが「相手にとって良いこと」をする行為の先に見ているものは相手

その行為をする動機は相手が必要としているものを与えたいという親切心です。

 

こうしてみると、本当の意味での「親切」というのは

kindという言葉の方がふさわしいのではないかと思います。

 

 

 

以上がnicekindの違いについてでした。

意味は「ほぼ同じ」として解釈されてしまうことが多いniceとkind。

しかし、根底にあるものは全然違いますよね。

niceな人が根底として持っているものは

周りから嫌われたくないという恐怖心。

kindな人が根底として持っているものは

周りに応えようとする愛情。

 

真の親切心を持っているのは

kindな人なのではないでしょうか。

 

 

 

参考記事: The difference between being nice and being kind